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2017年3月18日土曜日

「0.1一般」「附属書A」にすごく大事なことが(2)

 たぶん多くの組織は、このマニュアルを使って仕事をやっていませんよね。きっとISOバブル期のコンサルタントはパターンオーダーのマニュアルや文書・記録を組織に押し付けておけば楽だったんでしょうね。また、審査する側も「適合性」を見る上で、マニュアル記述や文書・記録の有無を確認すれば良かったのではないでしょうか。
 旧規格も世界中の権威者が集まって、あーでもないこーでもないと議論したものですから、それはそれでちゃんとシステム化すれば良いマネジメントができたのでしょう。実態は「認証取得」が先行してしまって、パターンされたシステムを導入した組織にとっては「事業活動と乖離したISO」となってしまう事例がみられる結果となりました。
 今回の規格改定では、このようなことが無いように「0.1一般」で、規格書をなぞるようなマニュアルは要りませんと明記されるに至っています。さらに規格書の附属書A(新たな構造、用語及び概念の明確化)のA.1にも次のようなことが書かれています。

  • 規格書の箇条構造は、組織の文書化のモデルではないです。
  • 組織で従来から用いる文書類が、QMSが要求する文書と関連することもあります。
  • 組織が従来から用いてきた用語をわざわざ規格が定義した用語に置き換える必要はありません。組織で選択して下さいね。
    • 例えば、規格用語の「外部提供者」を「下請業者」「購入先」「パートナー」など何を使っても良いですよ。
 ただ、この規格を適用しようとする組織は、規格要求に抜け漏れがあってはならないので、足りないところは、ちゃんと補う必要があることは言うまでもありません。
 ということで随分、従来の事業活動にQMSが寄り添う形に変化しています。

 以後は箇条4以降を逐条的に紐解いていきます。あれれ、言ってきたこととちゃうやんというツッコミは無しでお願いします。

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